2014年07月14日

Circustown Night

ちょっと遅くなってしまいましたが、
先週行われたcircustown.net主催のDJイベントのレポートを。

心配された雨もそんなには降らず、
集客も期待以上でホッとしております。
来て頂いた方々、ありがとうございました。

第1部ではかつみさんをホストに、
ゲストの森勉さんと富田さんが
“山下達郎マニアックツアー”の選曲について
ああでもないこうでもないと語り、曲をかけまくるコーナー。

何がスゴかったって、
急遽かつみさんが作ってきた
今まで達郎さんがライヴ・ツアーでやった曲のリスト。
ライヴ選曲でのマニアック度が一目で分かる第一級の資料となっていて、
このリストがコーナーを盛り上げたのは確実でした。

やって欲しい曲として
「氷のマニキュア」をチョイスする森さんのセンスはさすがで、
アルバム1曲目のクオリティに改めて気づいたりも。
あと『SONORITE』の話で思わず盛り上がって、
「MIDAS TOUCH」とか「太陽のえくぼ」を久々に聴いたのも新鮮でした。
(ちなみに「太陽のえくぼ」発売時のノベルティ・グッズだった
目覚まし時計を長年使っていた自分は、
この曲に特別な思い入れがあるのです)

第2部は富田さんをホストに、
かつみさんと(2部から参加した)僕が、
過去の『サンデー・ソングブック』で放送されたプログラムをお題にして
大喜利形式で選曲するDJコーナー。

お題は以下の4つ。
・雨の曲でひとつかみ
・結婚にまつわる曲
・タイトルに人の名前が付いている曲
・サマー・ソング

富田さんが「結婚にまつわる歌」で
ボブ・クリューの「Marriage Made In Heaven」
(ケニー・ノーラン作曲)をかければ、
自分が「人の名前が付いてる曲」で
ケニー・ノーランの「My Jolie」をかけたり、
逆に自分が「結婚にまつわる歌」で
ギルバート・オサリヴァンの「Matrimony」をかければ、
富田さんが「人の名前が付いてる曲」で
シンガーズ・アンリミテッドの「Clair」をかけたりと、
全く打ち合わせをしてないのに不思議なリンクが次々と起こる…
これが大喜利形式DJの面白さかなと。

かつみさんはそんなリンクなど我関せずといった感じで(笑)
独自路線をひたすら突っ走る選曲。
ピーター・ポール&マリーとか高石ともやとナターシャー・セブンとか
ワーグナーとかナイアガラ・フォール・スターズとか、
尋常じゃない振り幅の選曲で楽しませてくれました。
個人的にはさだまさしの「夕凪」をかけて、
アート・ガーファンクルの「Traveling Boy」からの影響を語ったあたりに、
洋楽と邦楽を平行して聴いてる人特有の感受性の鋭さ
みたいなものを感じて(「分母分子論」の徹底した解釈!)、
面白いなーと思いました。

ゲストの森さん、
富田さん、かつみさん、お疲れ様でした。
またやれたらいいですね!


今日のBGM:「雨糸」by 村松邦男

↑自分の「雨の曲でひとつかみ」はこれ。
まだまだ梅雨が続きそうなので…。
1985年の2ndアルバム『ROMAN』から、
村松流ナイアガラ・サウンドが素晴らしいナンバー。


Roman.jpg


posted by Good Time Graphicker at 03:06| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする