2014年05月05日

The Motorcycle Diaries

映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』鑑賞@逗子海岸映画祭。

会場がどんな雰囲気か確かめるために
ちょっとだけ顔を出して帰ろうと思っていたら、
先に来ていた友人たちに引き止められ
結局映画を最後まで観てしまった。

でもそのせいで潮風が心地良い夕暮れの海岸で映画を観るという、
(『ニュー・シネマ・パラダイス』的な)至福な時間を味わえた。
Iさん&Z、ありがとう。


逗子海岸映画祭1.jpg


逗子海岸映画祭2.jpg


逗子海岸映画祭3.jpg


『モーターサイクル・ダイアリーズ』、もう10年も前の作品なのか。
公開時(今は亡き)恵比寿ガーデンシネマで観て、
その後ビデオで1回、テレビでも1回。
今回で4回目なのにまた見入ってしまった。
それほど好きな作品。

若き日のチェ・ゲバラを描いた内容で、
強烈な旅情を煽られるロード・ムーヴィーでありつつ、
向こう見ずで甘酸っぱい青春映画でもあり、
社会的、政治的な色合いも帯びた奥深い作品。

最初に観た時は30代半ばで、
旅を通して精神が変容していくという物語に興奮しつつも
正直、もっと若い時にこの作品と出会いたかったとも思った。
それほどまでに23歳のゲバラの真っすぐな行動が
当時の自分には眩しく感じた。
(仕事で疲れ切っていたのかなぁ…)

今日、会場にはたくさんの若い人が来ていたが、
彼等の目には、無謀で情熱的で理想家でバカ正直な
(今の日本の空気とは全く相容れなさそうな)主人公の姿が
いったいどう映ったのだろう?

GWど真ん中の、
一見ピースフルでカーニヴァルな映画祭に
こういう骨のある硬派な作品を紛れ込ませた主催者に対して
エールを送りたい気持ちだ。

ちなみにフランシス・フォード・コッポラは
この『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観て、
ジャック・ケルアックの『オン・ザ・ロード』を映像化できるのは
ウォルター・サレス監督しかいないと判断したそうだ。
(映画『オン・ザ・ロード』の話はまたの機会に)


今日のBGM:「Bad Motorcycle」by The Storey Sisters


posted by Good Time Graphicker at 05:02| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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