2013年02月25日

Bossa Nova U.S.A.

一昨日は湘南ビーチFMの「Back To The 60's」の日。
50年前の1963年2月23日のチャートを楽しんだ。

先月のチャートを紹介した際に、
もう少し経つとサーフィンやガール・グループのような
新しいブームの波が次から次へと押し寄せてくると書いたが、
その前にもうひとつ、大きな波があった。

そう、ボサ・ノヴァ・ブーム。

今月のチャートにはその象徴的なヒット曲のひとつとして、
イーディ・ゴーメの「Blame It On The Bossa Nova」が遂に登場。
なんと18位から一気に8位にジャンプアップしてきたのだ。
(この曲のことはこの日のブログにも書いた)

ジョー・ハーネルの「Fly Me To The Moon」も14位に、
デイヴ・ブルーベック・カルテットの「Bossa Nova U.S.A.」も
89位に登場し、軽やかなボサ・ノヴァのリズムが
チャートを春めいた雰囲気に彩ってくれる。

9位のスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
「You've Really Got A Hold On Me」、
5位のカスケーズ「Rhythm Of The Rain」など、
トップ10には有名曲が続々登場。

先月1位だったルーフトップ・シンガーズの
「Walk Right In」が4位に落ちて、
入れ替わったトップ3は以下の通り。
3位 フォー・シーズンズ「Walk Like A Man」
2位 ディオン「Ruby Baby」
1位 ポール&ポーラ「Hey Paula」

カスケーズの「Rhythm Of The Rain」や
ポール&ポーラの「Hey Paula」って
つい日本だけのヒット曲だと思いがちだけど、
全米でも大ヒットだったんですなぁ。

久々に登場のディオンも嬉しかったけど、
フォー・シーズンズの勢いが止まらないのが嬉しすぎる。
「Sherry」が1位、続く「Big Girls Don't Cry」も1位、
クリスマス・シングルを挟んでリリースされた
この「Walk Like A Man」もこの後すぐに軽々と1位を穫ってしまうのだ。

50年代から苦節10年、
フランキー・ヴァリを初めとするメンバーたちは
遂に訪れた春をさぞかし謳歌していたことでしょう。


今日のBGM:「Wild Weekend」by Rockin' Rebels

↑今週10位に登場した、
やさぐれたサックスといなせなギターがイカしたロッキン・インスト。
ニューヨークはバッファローで結成されたザ・レベルズが
もともとは1960年にリリースしたこの曲、
バンド名もレーベルも変えたらなぜか63年に大ヒット!

20代の頃、
デイヴ・クラーク・ファイヴの「Having A Wild Weekend」と、
この「Wild Weekend」のNRBQの歌詞付きカヴァーが
週末の遊びのテーマ・ソングだったなぁ...(遠い目)。


Rockin' Rebels.jpg


posted by Good Time Graphicker at 03:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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