カラオケ大会に参加してきた。
カラオケなんて何年振りだろうか。
90年代の爆発的ブームの時、
大学や社会人の初めの頃は付き合いでよく通ったが、
最近は誘われることもないので足が遠のいていた。
1人で自宅作業をしているとほとんど声を出さないから、
最初ちゃんと出るかなと心配だったが、
思っていたよりも気持ち良く歌えた。
ご一緒した皆さんは世代もそんなに離れていないし、
とても音楽好きの方ばかりだったので、
一緒に歌ったりして居心地が良かった。
ちなみに自分はスピッツと古い歌謡曲数曲、
それと70年代の洋楽を何曲か歌った。
昔のレパートリーがすぐに思い出せなくなってきた後半、
この日、来る前に藤沢のジュンク堂でパラパラと見た本
『トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代』の印象が残っていたので、
トッドの曲はあるかなと思って入力してみたら、
何と「Hello It's Me」と「A Dream Goes On Forever」の2曲が。
(20年前のカラオケ文化ではあり得ない!)
思わず「Hello It's Me」を熱唱してしまった。
洋楽カラオケと言えば、
10年くらい前、知り合いの洋楽ファンに
赤坂(だったかな)の洋楽専門カラオケの店に連れていって貰ったことがある。
オールディーズから最新チャートまで
驚異のレパートリーを誇る店だったが、
(よくアメリカ映画に出て来る店みたいな)一段高くなった広いステージがある
ライヴハウスのような作りで、しかも客はほとんどが外人。
日本人が外人の前で洋楽を歌うなんて…と完全に腰が引けていたが、
確かニック・ロウの「Cruel To Be Kind」を
やけっぱちで歌ったと思う。
キーが合わなくてボロボロだったけど、
外人客って下手でもヤンヤヤンヤと盛り上げてくれるんですよね。
あの時のことを思い出すと、
どんなに蒸し暑い夜でも血の気がサーッと引いて涼しくなる。
今日のBGM:「ブーメラン・ベイビー」by 加山雄三とランチャーズ
「歌ってる時の声が加山雄三に似ている」と生まれて初めて言われた。
言われてみれば、親父の声は加山雄三にそっくりだ。
「君といつまでも」なんて恥ずかしくて絶対歌えないから、
次回この曲↑でも歌ってみようかと。

