ピーカンの青空、うだるような暑さの日(エアコン故障中)、
部屋の中でのパソコン作業は辛い。
そんな暑さを紛らわすためにはラジオを聴きながらが一番。
前回の『サンデー・ソングブック』の感想で
ホリーズのライヴのことを書いたら、
今回の放送ではライヴ・ヴァージョンを2曲もかけてくれた。
6枚組BOX『The Clarke, Hicks & Nash Years』から
伝説のルイシャム・オデオン公演でのライヴ・ヴァージョンで
「Stop Stop Stop」と「Carrie Anne」を。
全てのホリーズの曲で2番目に好きな「Carrie Anne」の
スティール・パンの間奏が、
そのライヴ版では美しいストリングス・アレンジになっていて
クラクラした。
そのBOXには1番好きな曲「Jennifer Eccles」の
ライヴ・ヴァージョンも入っているみたいなので、
ぜひ聴いてみたい。
続いてダウンロードした
『夜のピンチヒッター』(7月5日放送分)も聴く。
ポールの『McCartney -Super Deluxe Edition-』の
ボートラに入っている「Suicide」を聴いた。
うーん、これはポールという作曲家の本質が
一番表れた曲なんじゃないだろうか。
「Glasses」の最後の方にチラッと入っていた鼻歌は
この「Suicide」の断片だったんだね。
このアルバムを最初に聴いてから20数年、
ようやく全部聴けてクラクラした。
ニック・ロウの新作『The Old Magic』からも3曲。
安田(謙一)さんはポップな曲だけをかけてくれたのかもしれないけど、
3曲ともとんでもなくいい曲だった。
「Somebody Cares For Me」なんて
最高にグッとくるロッキン・カントリー・ナンバーで、
80年代の頃の曲(「(You're My)Wildest Dream」とか)みたい。
最近渋めのアルバムが続いていたけど、
今作でようやくポップなニックが戻ってきたようだ。
やっぱり8月の来日公演は行くしかないな。
放送の最後に安田さんの、
「チューリップはまともに語られてない。今度特集やりたい」
のひと言に、この日一番クラクラした。
今日のBGM:「Restless Feeling」by Nick Lowe
↑新作の3曲の中で一番気に入った曲。
今までのニック・ロウにはあまり無かったタイプの洗練されたナンバー。
間奏のヴィブラフォンとハモンドの音色が涼し気でした。
↓すでにネットで「微妙…」と話題のジャケット。
《訂正とお詫び》
先日のブログで、アレックス・スタインワイスの作品集の
テキストはドイツ語のみと書いてしまいましたが、
英語、フランス語、ドイツ語と3つのテキストが付いていました。
訂正してお詫びします。

