素晴らしい内容のものがいっぱいあるが、
最近見つけて心が躍ったサイトはこれ。
その昔、レコードのステレオ盤ジャケットの上部に
誇らし気に謳われていた「STEREO」の文字。
様々なレーベルのそんな「STEREO帯」を集めまくったサイト、
その名も「STEREO STACK」。
これ、レコード好きの人にはたまらないものがあるし、
音楽系デザイナーにとっても貴重な資料になる。
自分のレコード・コレクションの中に
何枚も発見できるメジャーなものもあれば、
全く見たことがないレアなものもたくさんあった。
以下、気になったものを挙げてみる。
↑よく見るメジャー・レーベルのデザイン。
上からキャピトル、コロンビア、ワーナー、RCA Victor、フィリップス。
↑個人的に好きなのがこのABCパラマウント。
上のやつはSTEREOのSとト音記号が一緒になってるのが秀逸。
下の「Stereo Sensations」は見たことないなぁ。
↑見たことないと言えばカップのこのステレオ・マークも
あんまり見たことない。両端のレーダー模様が時代を感じるね。
↑これもレア。ヴァリアントのステレオ盤なんて1枚も持ってない。
大体ヴァリアントのLP自体見つけるの大変だし。
↑このロンドンのマークには思い入れがある。
昨年ウェルナー・ミューラーのBOXを作った時に
CDレーベルのデザインでこのロンドン・マーク(上)と
「phase 4 stereo」のマーク(下)を使用したから。
イラストレーターのベジェで必死に描き起こした。
ちなみにそれがこれ↓
↑このサイトの中で一番気になったのがこのデザイン。
これ、レーベル何だろう?
(左端に記してある品番を見ても数字だけなので分からなかった)
↓この髭のおっさんキャラがキュートすぎる!
どのデザインも、
当時のステレオ・サウンドの衝撃を
レコード会社のデザイナーが一生懸命表現しようとしているのが伺われて
何とも微笑ましい。
ちなみに
ページの下から飛べる関連サイト、
幾何学模様ジャケット集やいたずら書きジャケット集も最高!
今日のBGM:「Baby, It's Cold Outside」by Jack Marshall And His Music
↑ステレオ盤の遊び心が満喫できるアルバムとして
すぐ頭に思い浮かぶのがジャック・マーシャルの諸作。
1959年のアルバム『Soundsvill!』からは
毎日寒いねということでこの曲を。

