「レコスケくん」を読んで思うこと。
この漫画に出て来るハザマケンジさんというビートルマニアが、
ポールの80年代低迷期をアルバム『Pipes Of Peace』から
シングル「Once Upon A Long Ago」までの4年間と定義してるけど、
それって自分がリアルタイムで一番ポールにハマってた時期だ。
個人的には大好きな時期なのだが、
確かに一般的な評価はかなり低い。
特に『Pipes Of Peace』はポール自身も
気に入っていないんじゃないかとハザマさんは推測する。
その後に一切ライヴのレパートリーになっていないからだと。
確かに!
『Pipes Of Peace』の収録曲を
今までライヴ音源で一度も聴いたことがない!
(あの『Press To Play』でさえ「Only Love Remains」を
ライヴで演っているのに…)
これって結構衝撃的。
『RAM』もそうだし、何でポールは
僕が好きなアルバムの曲をライヴでやってくれないんだろう?
(結局自分は、装飾過多でライヴ向きじゃない曲が
多く入っているアルバムが好きということなのかな)
でも漫画ではレコスケくんが最後に
「ポールに低迷期なんて本当はない。
あの頃のポールの曲が大好きなファンはいっぱいいます」
と泣けるセリフを語ってくれている。
そうなのです。
80年代のポールは決して低迷期なんかじゃない。
『Give My Regards To Broad Street』も
『Press To Play』だって最高じゃんか。
それを確信するために
今日もまた『Pipes Of Peace』を聴くことにしよう。
今日のBGM:「So Bad」by Paul McCartney
↑この曲なんか最高なのに。PVも懐かしい!
ちなみにこの曲、
『Give My Regards To Broad Street』のCDのボートラに
セルフ・カヴァー・ヴァージョンが入ってることも
今回の「レコスケくん」で知った。CD買わなきゃ。
↓人気がないのはジャケも微妙だからかなぁ…。
(せっかくポールの手が写ってるのに、
日本盤では帯でそれさえも隠れてしまうとハザマさんは嘆いている)